広島県には125,320の事業所(全国11位/47都道府県)に1,408,024人が働いています。主な産業は卸売業・小売業/宿泊業・飲食サービス業/医療・福祉。この構成に合わせて、何ができて・何ができないかを整理しました。
出典:経済センサス‐活動調査(令和3年)。事業所数・従業者数は広島県全体の実数です。
広島県は1事業所あたりの従業者が11.2人で、全国平均の11.8人と同程度です。いきなり複数台を購入するより、まず1台をレンタルで入れて自社の現場に合うかを確かめ、効果が見えてから台数を増やす進め方が向いています。
自動化を考える出発点は「人が採れるかどうか」です。広島県の実数で見ます。
広島県の高校新卒者の求人倍率は3.72倍(全国2.89倍・全国3位/47)。新卒1人に対して求人が3.72件ある計算で、採用で人手を埋める前提が成り立ちにくい水準です。県内で最も事業所が多い卸売業・小売業(24.0%)を含め、搬送・巡回・棚卸しのような人がいなくても回したい定型作業から自動化する価値が高くなります。
出典:厚生労働省「新規学卒者(高校・中学)の職業紹介状況」付属統計表 第4表-1(令和4年度)。一般の有効求人倍率ではなく高校新卒者の求人倍率です。若手の採用しやすさを示す指標として使っています。
高齢化は「介護の需要が増える」と「現場で働ける人が減る」の両方に効きます。広島県の実数です。
広島県の高齢化率は30.4%で、全国の29.3%と同程度です(全国35位/47・75歳以上17.8%・生産年齢人口57.8%)。広島県では医療・福祉が11,546事業所(県内の9.2%)と主要産業のひとつで、介護分野の搬送・見守りと、製造・物流の搬送や検品のどちらから手を付けるかを選べる状況です。事業所が集中する広島市のような拠点から始めれば、効果を数字で確かめやすくなります。
出典:総務省統計局「人口推計」第3表 都道府県、年齢(3区分)、男女別人口(2024年10月1日現在)。全国の高齢化率は29.3%です。
事業所数の多い卸売業・小売業/宿泊業・飲食サービス業/医療・福祉に対応する作業を、能力表から抜き出しました。
30,092 事業所(県内の24.0%)
小売・店舗の導入を見る
13,394 事業所(県内の10.7%)
飲食店の導入を見る
11,546 事業所(県内の9.2%)
介護の導入を見る
この表は広島県の産業構成に合わせた抜粋です。全70件の能力表から、機種・実現度で絞り込めます。
「導入できます」しか言わないサイトが書かない部分です。ここを先に知っておくと、失敗しません。
広島県の23市区町村のうち、事業所数の多い順です。導入台数がまとまりやすいのは、事業所が密集している地域です。
出典:経済センサス‐活動調査(令和3年)。政令指定都市は市全体の数値で、行政区は二重に数えていません。
広島県は23市区町村にわたり、広島市に県全体の42.5%の事業所が集まっています。まず中心部の拠点で導入して運用を固め、効果を確認してから周辺拠点へ広げる進め方が取りやすい分布です。